水虫の治し方!治らない繰り返す水虫、爪水虫を自力で治す方法

水虫の治し方を解説します。原因・症状をふまえ、なかなか治らない繰り返す水虫を自力で完治させるための情報をお届けします。

水虫の原因は菌!なりやすい体質・肌環境とおすすめ水虫対策法

白衣の女性2

  • 足の指と指の間が白くふやけてジュクジュクする
  • 土踏まずのあたりに小さな水泡ができる
  • かかとの皮膚が厚くなって、ひび割れてガサガサする

 

いつのまにか知らないうちに水虫になってしまうという人もいるはずです。

不潔なイメージだし、足の臭いもきついし、水虫になったら早く治したいですよね。

そもそも、水虫ってどんな原因でなるのでしょうか?

原因を解明すれば、治し方や予防策も分かってきますよ。

 

水虫にはどんな原因がある?

水虫の原因は菌で、カビ菌の一つです。

カビというと、お風呂や台所など水回りに発生することが多いですよね。

キッチンにしろ、お風呂場にしろ、まめに洗っておけば、なかなか発生しません。

それでも梅雨や夏場の季節になると、ちょっと掃除を怠っただけでいつのまにかカビが発生してしまっているなんてことはあるはずです。

 

水虫の原因菌も同じです。

基本的には、毎日お風呂に入ったときなどにしっかり足の裏、足の指までしっかりと洗っておけば、そうそう水虫を発症するものではありません。

また、十分に洗えていなくても、温度が低かったり、乾燥したりという環境では水虫の原因菌も活発に活動できません。

 

水虫は、原因菌が足に付いてしまい、なおかつ洗わずに菌がついたまま、高温多湿の環境にしておくと発症する可能性が高まります。

 

菌が皮膚についたまま放置しておくと、どうなふうに水虫になっていくのでしょうか?

菌が皮膚に付いてしまい、それを洗わないで放置してしまうと、菌が皮膚から体に入り、皮脂膜を通過し、角質層の奥へと侵食していきます。

菌の活動は高温多湿の環境ですと、活発になりますので、数も一気に増殖しますし、皮膚の奥深くへと入っていきます。

すると、水虫を発症します。

 

つまり、水虫は人の体がカビている状態と言ってもいいでしょう。

生きている人の体がカビるって、恐ろしい気がしますね。

 

水虫の原因菌を増殖させない対策

水虫の原因菌が皮膚に付いたからといって、すぐに増殖するわけではありません。

基本的には、しっかりと足を洗っていれば、水虫にはならないと思っていてください。

 

また水虫の原因菌を増殖させるのは、次のような環境です。

  • 足を清潔にしておかない
  • 足が蒸れている
  • 皮脂が多い

 

足を洗わないで不衛生でいたり、いつも足が蒸れていたりする状態では、水虫を増殖させてしまいます。

汗っかきの人や一日中革靴を履いているような人は水虫を発症させやすい人なので、気をつけなければなりません。

サラリーマンの方には、一日中革靴を履いて過ごしている人も多いですよね。

 

水虫は女性にもとても多い病気です。

水虫というと、オジサンのイメージがあるかもしれませんが、男女比は1:1です。

特に女性はストッキングをはいて、ブーツを履いているという人が要注意です。

 

靴下にしろ、ストッキングにしろ化学繊維のものは吸水性が悪いものが多く、湿度が高い状態を作ってしまいがちです。

さらに靴を履くので、どうしても高温多湿になってしまいます。

汗っかきの人でなくても、足の裏は体の中で比較的汗腺の多い場所ですから、高温多湿になってますます汗をかく、汗をかくとさらに湿気が増すといった悪循環になってしまいます。

 

靴下は自然素材のもののほうが、吸湿性にすぐれているものが多いので、そういったものを履くという工夫も有効です。

 

原因菌が足に付いてから水虫が発症するまでの時間の目安を湿度ごとに示します。

湿度95%では1日半~3日程度、湿度100%ではおよそ1日で水虫が発症するといわれています。

そんなに湿度が高くなることがあるの?と思うかもしれませんが、靴を履いているときの足の指の間の湿度は98%~99%ともいわれています。

当然、長時間靴を履いている生活習慣の人は水虫になりやすい人と言えます。

 

水虫自体が足を臭くするわけではありませんが、水虫が好きな環境と足が臭くなる環境は同じなので足が臭いときは水虫になりやすい状態になっています。

 

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水虫になりやすい人

足の指が隙間なくくっついている人

水虫は湿気が高いと発症しやすいです。

湿度を高くしないためには、通気性をよくして乾燥させればいいわけです。

足の裏は高温多湿になりやすい場所だと、さきほどお伝えしましたが、その中でも足の指の間は通気性が悪く、蒸れやすい場所です。

足の指の間隔や形にも個人差があり、足の指と指が離れている人より、ぴったりとくっついている人のほうが水虫になりやすい人です。

 

家に帰ったら、リラックスタイムに足の指を広げるグッズを使って、指の間の通気性を良くするといった対策も有効です。

 

汗をかきやすい人

汗をかきやすい人は、水虫の好きな湿気の高い環境をつくってしまいやすい人です。

脇の下に汗をかきやすい人はもちろん、手の平によく汗をかく人は足の裏にも汗をかきやすい体質の人が多いので、水虫に気をつけたいです。

 

糖尿病の人

糖尿病の人も水虫になりやすい人です。

糖尿病にかかると、免疫力が低下してしまいます。

菌に対する抵抗力も免疫によるので、免疫力が低下すると水虫の菌が繁殖しやすくなります。

 

こういった人が水虫になりやすい人です。

心当たりのある方は、気をつけたいところです。

特別なことをする必要はありません。

水虫になりやすい環境を改善することで、確実に水虫になるリスクを減らせます。

 

ただ、菌が繁殖しやすい環境が分かっても、ずっと靴を履いていなければならない人は、どうしても足が蒸れてしまいがちです。

デスクワーク中に、こっそりと靴を脱いで通気性を良くするといった対策をすると効果があります。

水虫が気になる季節にデスクで靴を脱いでしまうと、近くの同僚に足の臭いが届いてしまうこともあるので、そういった配慮もしましょう。

 

こういった方もまずは、毎日足をしっかり洗うことです。

これだけで多くの水虫の発症を防げます。

 

それでも水虫になってしまうことはあります。

水虫になってしまったら、自分のために治しやすいうちに、周囲の人のためにうつさないうちに早く治すのが一番です。

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      2019/02/21

 - 水虫の基本知識