水虫の治し方!治らない繰り返す水虫、爪水虫を自力で治す方法

水虫の治し方を解説します。原因・症状をふまえ、なかなか治らない繰り返す水虫を自力で完治させるための情報をお届けします。

足の裏の水ぶくれ・水泡がかゆいのは水虫が原因?症状と治し方

足の裏に小さな水ぶくれができてかゆい原因は、水虫かもしれません。

まず原因を知らないと、治療法が分からないので、しっかりと自分の症状を確認して、何が原因なのか把握しましょう。

 

足の裏の水ぶくれの原因

足の裏に水ぶくれができる原因はいくつか考えられます。

水虫以外にも、いくつか原因が考えられますので、それぞれのケースを見ていきましょう。

 

運動によって足裏に水ぶくれができた

水ぶくれ 水泡

1つ目は、運動による摩擦で足の皮に豆ができた状態です。

写真は、足の裏ではなく親指の表側にできた水ぶくれですが、摩擦で水ぶくれができるとこんな感じになります。

 

ダッシュやブレーキなどを繰り返す運動をすると、足の裏の皮膚に摩擦が生じて、豆ができます。

この豆が水ぶくれになるのです。

 

野球やゴルフのスイングを何度も繰り返していると、手に豆ができることがありますが、それと原因は同じです。

水ぶくれができる前に、足の裏に摩擦が生じるような激しい運動をした方は、その運動が原因である可能性が高いです。

運動が原因の場合には、しばらく放置しておけば元どおりに治るはずです。

 

汗疱(かんぽう)による水ぶくれ

小さな水ぶくれが、たくさんできる皮膚の病気を汗疱と言います。

汗、ストレス、洗剤やシャンプーなどによる肌荒れなどが原因と言われていますが、はっきりとは分かっていません。

 

この汗疱は、突然、小さな粒々(1mm程度)の水泡が皮膚の一部に集中してできます。

とてもかゆいですし、かゆいのを通り越して痛みすら感じます。

私も、手の指のお腹あたりにできたことがあります。

 

かゆくて水泡をかいてしまうと、破けてしまって水泡の中から汁が出てくることがあります。

この汁が周囲の皮膚に付いた状態で放置しておくと、周囲に症状が広がっていくのでしっかりと洗い流しましょう。

 

この汗疱は足の裏にできることもありますが、手にできるケースの方が多いです。

掲載した写真も手にできた汗疱ですが、こんな感じの細かい粒々が足の裏にできる場合は汗疱の可能性が高いです。

汗疱は1ヶ月くらいで、いつの間にか治るケースが多いです。

(長引く場合には、皮膚科を受診されることをオススメします。)

 

足の裏の水ぶくれの原因が水虫による場合

この水ぶくれ・水泡ができるタイプの水虫は、足の裏の中でも土踏まずのあたりにできることが最も多いです。

土踏まずの他に、指の付け根のあたりや足裏のふちにできることもあります。

 

はじめは小さな水ぶくれができるだけなので、水虫を疑うことはないかもしれませんが、次第にとても痒くなってくることが多いです。

 

ただ難しいのは、水ぶくれもかゆみもさきほどの汗疱と症状が似ています。

水虫と汗疱の決定的な違いは、水虫の場合には原因となっている菌(白癬菌)が患部に繁殖していることです。

皮膚科に行って、お医者さんに水ぶくれの部分の皮膚を顕微鏡で見てもらえば、どちらが原因かはっきりします。

白癬菌がいれば水虫ですし、いなければ汗疱です。

 

>> 水虫になる原因を詳しく知りたい方にはこちらの記事がオススメ

 

水ぶくれ・水泡ができる水虫の治し方

足の裏の水ぶくれの原因が水虫とわかったら、治さなければなりません。

水虫は治療しないとなかなか治りませんし、放っておくと症状が進行します。

家族にうつしてしまう可能性もあります。

 

足裏の水ぶくれの水虫の治し方は、塗り薬を使うのが最も一般的です。

市販薬でも十分に効果があり、ほとんどのケースで完治が望めます。

 

足裏の水ぶくれに塗り薬を使う時の注意点1

このタイプの水虫はかゆいケースが多く、かいてしまって皮膚に傷が付いていることがあります。

傷が付いて汁が出たり、ジュクジュクしたりしている場合には、しっかり乾いてから薬を使うようにしましょう。

 

皮膚が傷ついていると、塗り薬がかぶれることがあります。

 

足裏の水ぶくれに塗り薬を使う時の注意点2

塗り薬を使っているうちに症状は良くなってくると思います。

水ぶくれが落ち着いて新しいものができなくなったり、かゆみがおさまってきたりと治ってきた時が肝心です。

 

水虫を繰り返してしまう人の多くがここで治療(薬の使用)を止めてしまうのです。

水虫の原因は白癬菌という菌ですから、症状がおさまっても菌が死滅するまで薬を続けることが完治させるのに重要です。

 

完治のための治療期間は最低でも1ヶ月、できれば3ヶ月くらいは薬を使い続けるといいです。

>> 水虫を再発せずに完治させるために薬を使い続ける期間はどれくらい?

 

足裏の水ぶくれ水虫の治し方まとめ

足の裏にできた水ぶくれは水虫かもしれないこと、そして、水虫なら放置せずに治療が必要です。

塗り薬を使って治すのが一般的ですが、かいてしまって肌に傷が付いていると回復が遅れてしまうこともあります。

 

また、治ったように見えても、薬は3ヶ月くらいは使い続けると足の裏の水ぶくれを繰り返さずに済みます。

 

>> 足の裏の水ぶくれ水虫にオススメの薬はこちら(私もこれを使いました)

>> 私が水虫を治した体験談はこちら

 

      2019/02/27

 - 水虫の基本知識